エントリー

スライサー(Cura)の調整

エクストルーダーをTitanにしたためか少し印刷が雑になった感じがする

少なくともPLAでの印刷を正常化するため調整した(TPUの調整は未定)

この際なので,以下の関連ソフトのバージョンアップを行った上で調整した

  • Cura 4.10.0
  • OctoPrint 1.6.1
  • Raspberry Pi ZEROシステム 0.18.0

OctoPrint,Raspberry Piのアップでの問題はなし

Curaに関してはエクストルーターの変更によって影響が大きいと思われる引き戻しの距離と速度を主に調整

前バージョン(4.8.0)では,デフォルト値(距離6.5・速度25)・・・・・①

新バージョン(4.10.0)は,デフォルト値(距離5.0・速度40)・・・・・②

これを

新バージョン(距離2.5・速度45)・・・・・③

新バージョン(距離4.0・速度50)・・・・・④(最終値)

で,印刷して確認

IMG_20210717_123044.jpg

左から

購入後に印刷した物(mSD,設定①)

Titan化後(Octo,設定③)

Titan化後(Octo,設定④)

Titan化後(mSD,設定④)

中央2つは船首の表面が凸凹になっているが,この現象はOctoPrintからでなくmSDカードから印刷した場合は発生しないので,通信(USB接続だがシリアル互換転送なので遅い)で細かい部分のGCODEが遅延して実行されているためと思われる

印刷を粗くしたり印刷速度を落とすことで解決する場合もあるようで「Signal Flag Z」さんによるとスライサーにて

WS20210717_01.png

WS20210717_02.png

にすると,綺麗に印刷できるそうだ

(追記)

最大解像度を0.8にしてOctoPrintで印刷してみた

IMG_20210723_183114.jpgIMG_20210723_183057.jpg

綺麗にという訳にはいかなかったが凸凹ではなくなった

Titanエクストルーダーについて

Titanエクストルーダーにフィラメントがすんなり通らない問題があったが,エクストルーダーに入るボーデンチューブを奥まで差し込んだらPLAのような固いフィラメントは解決した

IMG_20210722_114613.jpg

フィラメント防湿ケースを作る

複数のフィラメントを使い分けできるケースにしたいが,今月に入って突然高湿度になってしまったので急遽簡単にできそうな(麦茶さん作の)物を作ることにした

懸案だったダイソーの防湿ケースが見つかり材料は準備できた(後1つ温湿度計が配送待ちになっている)

IMG_20210704_142512.jpg

部品の一部は3Dプリンタで印刷.ガラステーブルのおかげで面が綺麗にできた(ガラスは最高だ)

IMG_20210627_091412.jpgIMG_20210627_091448.jpg

注)エクストルーダーをTitanに変更する前に印刷した

TPUで印刷する部品はプリンタの調整不足のためか印刷できないので6mmの継手を利用することにする

IMG_20210704_142611.jpg

継手は2つ付けて使用しない時はボーデンチューブを指しておく

IMG_20210704_155727.jpg

尚,1kgサイズのフィラメントでは蓋のエッジにボビンが当たり回らないのでエッジの方を削る必要があり

IMG_20210705_194905.jpg

(麦茶さんの説明にもあるが)左右の中央部分を削ると上手く回転するようになる

IMG_20210705_194841.jpgIMG_20210705_194830.jpg

湿度計の取り付けはまだだが,とりあえずは使えるようになった

また,少し改良部分が見つかったので後で追加する

XY-2 ProのエクストルーダーをTitanに更新

TPUフィラメントで印刷したいパーツがあり印刷しようとしたらエクストルーダーのギア部の先でジャムってしまい何度やっても駄目であった

IMG_20210628_190136.jpg

使用したのはSainSmart(サインスマート)のTPUフィラメント

仕様ではTPUは対応していないのでしかたないのだけど・・・印刷したかったパーツの代用品をどうしたものかと考えていたところ,(ナイスなタイミングで)ダイレクトエクストルーダーに改造しようとしてAliexpressで購入していたパーツが届いた

IMG_20210627_144548.jpg

6/17に購入,こんなに早く本日(6/27)に届くとは思っていなかったため(何の荷物が来たのかなと確認してみて)ちょっとびっくり

購入したのは

  • デュアルドライブエクストルーダー
  • ステッピングモーター(上記用)
  • Titanエクストルーダー

で,エクストルーダーのダイレクト化を検討するため2種のエクストルーダーを購入していた

Titanエクストルーダー

このうち(TPU対応の)Titanエクストルーダーは正規品なので簡単に付けられると思い更新することにした

IMG_20210627_144810.jpg

まずはギア部とモーター部を切り離すため分解(2mmの六角棒レンチが必要)

IMG_20210627_201028.jpgIMG_20210627_201232.jpg

大きいギアの下に台座,モーターとを接続するビスが1個ある(全2個)

プリンタに組み込む際は左下の台座は使用しない

IMG_20210627_201911.jpg

次に(ノーマルの)MK8エクストルーダーを外す(2.5mmの六角棒レンチが必要)

コネクタを外すのを忘れないように

IMG_20210627_202700.jpgIMG_20210627_202713.jpg

ビスは3個

IMG_20210627_203612.jpg

Titanエクストルーダーを設置(ビスは2個)

IMG_20210627_212748.jpg

フィラメントセンサー

Titanエクストルーダーに更新するとフィラメントセンサーの位置が異なることが判っていたので対応する必要があった

スペーサーでも付ければ合いそうなのだが位置合わせが後になるので先に準備ができない

そこで,先人様がいないかなと自作サイトを検索してXY-2 pro Titan用でフィラメントセンサーを載せるタイプのフィラメントガイドを見つけたので利用させて貰ったところばっちり位置が合った

IMG_20210627_212757.jpgIMG_20210627_212805.jpg

フィラメントガイドとフィラメントセンサーは3mmビスで(押し込めば)付けられる(インサートナットを使えば耐久性があがる)

PTFEチューブの更新

後はチューブをと思ったら(情けないことに)付ける時になって継手のサイズが異なることに気付く

IMG_20210628_190032.jpg

MK8エクストルーダーはM6で,TitanエクストルーダーはM10だった

なので,継手を交換しようとしたらストッパーが食い込んでいるのかチューブに傷があって引っ掛かっているのかチューブから継手が外せない

仕方ないのでチューブも更新することになりホットエンド側の継手は問題なく外れたが,今度はホットエンドからチューブが取れない

IMG_20210627_212817.jpg

結局ホットエンドのメンテナンスを行わないとならなくなり,交換用のパーツが無いので注文して後日実施した

IMG_20210702_193610.jpg

エクストルーダー更新結果

ホットエンドとPTFEチューブを更新して,最後にTitanエクストルーダー用設定(XY-2 PRO TITAN V2.0.gcode)を実行

(ホットエンド周りのメンテナンスには1.27mmの六角棒レンチが必要)

IMG_20210702_202243.jpg

まだ調整が必要なのかもしれないが,当初の目的であったTPUフィラメントの印刷は達成できなかった

以下のとおり現状はイマイチである

  • フィラメントのセットが大変になった(全フィラメントエクストルーダーをすんなり通らない)
  • 柔らかいTPUのセットができない(最後にあるPTFEチューブを通らない)→ 継手を外して無理やり通した結果 → フィラメントの出力がカスカスで造形不可
  • PLAで糸引きが多くなった → 引き込み距離が短すぎるのか?
  • フィラメントを抜く時に最後のパーツで詰まって抜ける(エクストルーダー破壊の可能性あり)
  • 造形物の品質評価は未

Titanエクストルーダーの評価は悪くないので調整が足りないのかと考えている

XY-2 ProのZ軸接触センサーを更新

ガラステーブルに対応するためにZ軸の接近センサーを金属感知タイプから静電容量タイプに更新した

付いていたセンサーでは稀にテーブルの接近を感知せずヘッドがテーブルに当たり押し下げてしまうことがあり,監視していないとテーブルを破壊してしまいそうになるのが懸案だったこともある

IMG_20210620_170151.jpgIMG_20210620_171654.jpg

翠工房さんを参考にして静電容量タイプ(LJC18A3-H-Z/BX)を選択し日本で購入しようとしたが高価だったのでAliexpressで安く(日本の価格で3~4個購入できる)購入(ただし到着まで1か月かかった)→ 実は4月には届いていたのだけど・・・Valheimに嵌って遊んでしまったため遅くなってしまった^^

既存のセンサーを外してケーブルの信号を確認(色は同じ)してケーブル長を合わせ3PのXH端子を接続

IMG_20210620_172139.jpgIMG_20210620_174655.jpg

新しいセンサーを付けるにはアダプタが必要となるため2種準備していたが,最終的に翠工房さんのを利用することにした(取付には(左)M3×6(右)M3×10が丁度良かった)

IMG_20210620_170610.jpgIMG_20210620_174833.jpg

手を近づけると正常に反応したので更新完了・・・オートレベル補正で確認しようとしたところ・・・なんと!

IMG_20210620_180244.jpg

X軸の0点に移動する際,リミットSWに接触する前にアダプタが干渉して正常に動作しないことが判明

なんで干渉するのだろう?とネットで製品画像など確認して良く見ると,リミットSWを接続しているカバー?が(左右逆で)上下逆に付けられていることに気付いた(今までまったく気付かなかったが良く見ると左側にあるパーツを保護するために出っ張っている部分が右になっている)

IMG_20210620_191349.jpg

早速修理する(リミットSWも逆)

IMG_20210620_191639.jpgIMG_20210620_191905.jpg

IMG_20210620_192532.jpg

カバーも正常に戻って見えていた配線も保護され,正常にリミットSWで感知されオートレベル補正もOK

IMG_20210620_192856.jpgIMG_20210620_194406.jpg

これでいろんなビルドシートを試すことができるようになった

IMG_20210221_094520.jpg

尚,ガラステーブルは3mmのフロートガラスをオーダーメイド(255mm×255mm)で作製済

ユーティリティ

検索

エントリー検索フォーム
キーワード

新着コメント

Re:SDRplay社RSP1クローンを購入
2025/05/25 from 匿名希望
Re:Mozilla FirefoxではNHKプラスを再生できない件
2025/05/09 from Donabeyaki
Re:ATS-25を作製する
2025/03/23 from kazu
Re:ATS-25を作製する
2025/03/22 from admin
Re:ATS-25を作製する
2025/03/22 from kazu

過去ログ

Feed