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Cubieboard2をDLNAサーバで復活させる

昨年ディスククラッシュでWebサーバを止めてしまったCubieboard2,ボード自体は問題ないのでサブPCの交換したSSD480GBを使ってDLNAサーバにする

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取り外しボード上の埃を清掃

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長年利用したboot用の8GBのμSDカードは使えるだろうか?と全WriteでSDフォーマットする

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問題なさそうなのでOSをセットアップ

既に専用OSであるCubianは更新されていないのでArmbianを使う

ss20250506_002.png

「Armbian_community_25.5.0-trunk.370_Cubieboard2_bookworm_current_6.12.20_minimal.img」

ミニマムバージョンをDL(こちら)してμSDカードに書き込む

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μSDカードをセットして起動

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armbianのデフォルトユーザーはroot,パスワードは1234

最初のログインでrootのパスワード変更とリモートからログイン可能なユーザ登録(後でarmbian-configからrootログインをネット経由禁止にする)

拙者はIDを1001に統一したいのでユーザ登録せずBREAKして統一グループとユーザを作成

# addgroup ...

# adduser ...

sudoを使えるようにする

# gpasswd -a hoge sudo
ユーザ「hoge」をグループ「sudo」に追加

SSD480GBをルートにして起動させるためルートディレクトリの変更

$ sudo nand-sata-install

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画面に沿って進めていけばsda(SSDなら)にシステムがコピーされboot可能になる

完了後,reboot

ss20250506_008.png

$ sudo apt update
・・・
$ sudo apt upgrade
・・・
$

カーネルがアップされたので,reboot

armbian-configにて日本モードにする(TM,UTFなど)

DLNAサーバのセットアップ(参考サイト

$ sudo apt-get install minidlna

$ cat /var/log/minidlna/minidlna.log
minidlna.c:1126: warn: Starting MiniDLNA version 1.3.0.
minidlna.c:393: warn: Creating new database at /var/cache/minidlna/files.db
minidlna.c:1186: warn: HTTP listening on port 8200
scanner.c:730: warn: /var/lib/minidlna を検索中
scanner.c:819: warn: /var/lib/minidlna (0 ファイル) の検索終了!
playlist.c:135: warn: Parsing playlists...
playlist.c:269: warn: Finished parsing playlists.
monitor.c:222: warn: WARNING: Inotify max_user_watches [8610] is low or close to
the number of used watches [2] and I do not have permission to increase this limit.
Please do so manually by writing a higher value into /proc/sys/fs/inotify/max_user_watches.

$ sudo sysctl fs.inotify.max_user_watches
$ sudo echo "fs.inotify.max_user_watches = 86100" > /etc/sysctl.d/minidlna.conf
$ sudo sysctl -p /etc/sysctl.d/minidlna.conf

$ sudo apt install vim

$ sudo vi /etc/minidlna.conf

メディアディレクトリの変更
#media_dir=/var/lib/minidlna
media_dir=/svr/minidlna

$ sudo service minidlna restart

ネット関係のコマンドが何も入ってない

$ sudo apt network-manager

$ sudo apt install net-tools → iproute2に移行して非推奨(ifconfigはip)

メディアをWindowsから操作するためsambaをセットアップ

$ sudo apt install samba

$ sudo vi /etc/samba/smb.conf

[minidlna]
path = /srv/minidlna
public = yes
writeable = yes
create mode = 0666
directory mode = 0777
allow trusted domains = yes

$ sudo service smbd restart

cubieboard2をdlnaでアクセス可能にしてVLC,MediaPlayerで確認

簡単な情報として,MiniDLNA statusを,「http://dlna:8200/」で参照可能

DLNAサーバはWindowsネットワークアイコンにも表示される

サブウーハーの改造

サブウーハーだがスイープ計測できるようになって機械的な確認してみると十分な音量で低音がでていないことが判る(実質100Hz~)

原因の1つはサブウーハー用のアンプ出力が弱いことがパワーアンプ単体確認をしていて判った

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また低音が出ないのはエンクロージャーの容量が少ないせいだろうと考え改造することにした

とりあえず作り直しは止めてエンクロージャーを2倍にすることにして,同じサイズのボックスを追加

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(左)既存,(右)追加

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2段に積んで間には共振用に8㎜の隙間を設ける板を設置,もともとあったバッフルのユニット穴から隙間を通り下方に流れるようにした

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最後にスピーカーユニットをどこに設置するのが良いのか各所に設置してみて実際に聴いてみたところ,上段の後ろ(前にしても良い)に開放して設置することになった

この構造にした場合,ユニットをエンクロージャー内部設置で共振させるより能率が高い

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最終的に上部のバスレフポートは閉じている

スイープで計測してみると70~80Hzから立ち上がり低音の改善はできたが,エンクロージャーが駄目で合わないかウーハーユニットの限界とかで能率が悪いので音量をあげると歪みが増える

ウーハーとしては小さすぎるのためかもっと共振させる必要がありそうなので,次はBOSE風の共鳴管型にしてみようかと考えている

サブウーハー用プリアンプ

サブウーハーに内蔵していた2.1ch用のアンプを取り除いたのでプリアンプを外付けで利用できるようケースを作製

先日の「YDA138デジタルアンプのケース作製」もあり,サイズを合わせて作ろうと計測したら入りきらないようなので横幅を10㎜増やしてYDA138用も作り直すことにした

今度は3Dプリンタのメンテナンスも行ったので透明フィラメントで印刷

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透明といっても壁の構築パターンがあるので透けて観える訳ではない(光は漏れる)

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(左)YDA138用,(右)サブウーハープリアンプ

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幅が70㎜から80㎜になったが,まだ十分コンパクト

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自作サブウーハーがヘボなので,HARD-OFFで¥330で購入したサブウーハーを使用

ただポップ音が大きくなるのが難点→電源(外付け)に容量大のキャパで解決

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現在パワーアンプの選定中なのでYDA138を使用している

いまさらながらYDA138の音質はかなり良い感じがする

Windows11システムドライブの拡張

  • 2025/05/03 16:50
  • カテゴリー:Windows

先日追加したディスク(M.2 NVMe)を活用し,Windows11システムドライブ(C:)を拡張した

利用した参考サイト)https://zokibayashi.hatenablog.com/entry/2022/02/13/231335

ディスクパーティションの単なる拡張縮小はWindowsのディスク管理で比較的簡単にできるが最悪の場合を想定してバックアップはしておく

D:ドライブを移動

C:ドライブと拡張するには同ディスクにあるD:ドライブを移動させないとならない

D:ドライブにもセットアップした実行可能ソフトウェアが格納されているので代わりのD:ドライブを追加したディスク(M.2 NVMe)にする

新規ディスクをNTFSフォーマット(約950GB利用可能)してドライブレターをO:にして,D:ドライブのファイルを全てコピーした後,D:ドライブのドライブレターを削除してO:ドライブをD:ドライブにして完了

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回復パーティーションを移動(参考サイト参照)

実際にはC:ドライブの後にある回復パーティーションを移動させながらC:ドライブを拡張することになる

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回復パーティションの無効化

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念のため「Winre.wim」ファイルの確認

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もし無ければ「https://ahirublog.com/winre-get/」を参考に復旧できるかもしれない(試してみると取り出すことはできた)

拡張パーティションを削除し,C:ドライブを最大拡張,C:ドライブを1GB残して縮小させて完了

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回復パーティションを復旧(参考サイト参照)

回復パーティションを有効化

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確認

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回復環境も確認済

ノートとメインPCのメンテナンス

ノート

「Chuwi Lapbook SE」をWindows11にして問題なく利用できていたのだが,今年の1月に(ほとんど)強制的に24H2が適用されたところ文字もまともに入力できないくらい遅くなってしまった

その後の更新で少しはまともになったので問題点は何か調べていると,タッチパッドを操作していると途中で止まり正常に動作していないことが判り,タッチパッドの利用をOFFにすると性能劣化が改善することが判明

マウスは問題ないのでタッチパッドを諦めて使っていたが,やはりタッチパッド操作がないと困ることもあるので,希望的お試し感でクリーンインストールすることにした

折角なのでディスク容量も増やそうとM.2 SSD 256GBを調達(¥2.5k)

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「Chuwi Lapbook SE」にはメインボード搭載のSSD32GBにWindows10がセットアップされていて追加ディスクとしてM.2 SSD 128GBが付いている

拙者は,性能が良くないオンボードのSSDから高速であるM.2 SSD 128GBにWindows10をデッドコピー(後にWindows11)して利用していたので,M.2 SSD 256GBと入れ替えてクリーンインストールする

IMG_20250427_135912.jpg

(上)新規,(下)既存

Windows11はUSBメモリからセットアップ

IMG_20250427_151336.jpg

セットアップ時,タッチパッド操作がやはり不可で,更に反応の悪いKB操作で苦労した

最新までのアップデートは8時間位で終了

結果的に状況は変わらずタッチパットは使用不可

性能劣化も改善されないので以下の性能改善対策を施した(結果は大して変化ない)

  • 利用しない365やOneDriveなどクラウドソフトを全て削除 → 起動時の初期動作に効果あり
  • 電源接続で使用時,CPUなど最高設定で動作させるよう電源管理を調整(しかしクロックを下げない設定にしても下がるようだ)→ 効果あり
  • バックグラウンドプロセスを優先させるに設定
  • Prefetchのファイル削除とSysMainサービス停止

後,ファイルエクスプローラに何か性能的不具合がありそうに思えるのだけど対処が判らない

現状,ファイル操作やソフトウェア起動,ブラウザ閲覧の不満はない程度にはなっているが,漢字変換時(変換予測があると遅いのでなしにしている)の入力動作が極端に遅くなる原因不明の現象がある

メインPC

3点メンテナンスを実施

  • ケース内の清掃(特にFAN)
  • OSディスクの容量が少ないのとソフトウェアRAIDが不推奨になっているので調整するためディスク(M.2 NVMe GEN3が1つ追加可能)を増設
  • 電源SWが壊れているので補修

今回はコスパで1TBにした

IMG_20250427_135305.jpgIMG_20250427_135250.jpg

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PCI-Expressの間に2つ目のM.2インストール場所がある

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見た目が良さそうなパネル取付用ボタンを購入

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既存の電源SWは内部が割れていてボタンを押してもONにならなくなっていたので,応急処置としてリセットSWを代用して利用していた

IMG_20250428_115813.jpg

ボタンには奥行があるので同じ場所には設置するには加工作業が大なので5インチベイに取り付ける

必要な長さのケーブルを付けてベイカバーを加工

IMG_20250428_122441.jpgIMG_20250428_122719.jpg

IMG_20250428_153749.jpg

これで楽に電源投入ができるようなった

ss20250428_01.png

ディスクも正常に認識している

先ずはファイル移動,整理のためのワークディスクとして使用予定

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