ページ移動

  • 前のページ
  • 次のページ

エントリー

2020年08月の記事は以下のとおりです。

WBGT表示装置の作製

ブレッドボードで実装確認できるまでは楽勝だったが・・・使い物になるまで随分と時間が掛かってしまう

ポータブル化編

ブレッドボードで確認できたのでケースに入れてポータブル化する

3Dプリンタがあれば都合の良い入れ物が作れるのだが・・・ちょっと3Dプリンタの購入には躊躇(最大の懸案は置き場所)していて都合の良いケースは作れない

なので・・・周りの物から考えて,ダイソーのUSBバッテリーケースを流用することにした

IMG_20200810_140043.jpgIMG_20200810_140239.jpg

元々ポータブルバッテリーなので持ち運び可能なサイズである

IMG_20200811_094156.jpg

充電基板はリポ用だが電圧的にニッケル水素の直3の充電でも問題ないので流用できそうだ

問題は入り切るか・・・である

流石に1枚基板では厳しかったので2段の2枚にして,1段目に電源・OLED・センサー,2段目にCPUを実装した

IMG_20200813_171416.jpgIMG_20200813_171443.jpg

IMG_20200813_171515.jpg

バッテリと組み合わせた全体は以下

IMG_20200813_171322.jpg

ケースの加工を行う(柔いプラなので加工は簡単)

IMG_20200814_132203.jpgIMG_20200815_194219.jpg

基板を嵌め込んで蓋をすれば完成

IMG_20200814_133132.jpg

この状態でしばらく実働確認する

IMG_20200815_193424.jpg

1W実証したところ以下の2点の致命的問題が発覚

①電源が1日持たない

②ボタン操作でリセットすることがある

調査・改善編

(問題①)

ニッケル水素バッテリの劣化は無いことは先に確認していたので容量不足はないと思うが,充電回路がリポの上限の約4.1Vで切られるためMax.40mAhは使えないからではないかと思われる

ニッケル水素用に充電部を変更するのは簡単ではあるが,ニッケル水素電池×3個の収まり具合が悪いこともあり最適と思われるボタン型電池を調べてみると,直径20mmのボタン型リポをAmazonで見つけた(4個で約1Kで他でも使えると思い購入)

IMG_20200823_170337.jpgIMG_20200823_170900.jpg

1.5日は十分持つことを実証している

(問題②)

調査のため操作を繰り返しているとOLEDの表示も無くなり動作不良になってしまう

そして障害の解明までかなり費やすことになる

まずは各パーツの調査を行う(以下順)

①電源電圧を各所で確認したが問題なし

②CPUをArduinoボードで確認したが問題なし

③OLEDの表示チェック(Arduinoでテストプロ実行)も問題なし

④センサ確認のためCPUとOLEDを取り除いたボードにArduinoを接続して確認したが動作した

⑤④のArduinoに利用していたCPUを使うが問題なし

⑥⑤に利用していたOLEDを接続して問題なし

(ここで全てのパーツと1段目基板の接続は異常無しが確認できた)

⑦2段目基板の導通試験をした結果ピン間の半田不良?が発覚

IMG_20200823_163512.jpg

導通しなかったので半田不良と思い再度半田して導通を確認して再度組み上げたが解決しない・・・

もうかなり悩む

ここで基盤を疑い基板を変更して作り直す

利用した基板は安物で何しろ柔らかいため加工がしやすいので使った → 後の解釈だが基板に圧力をかけると接触が外れる?のか

作り直した基板はもともと厚みが1.5mmではギリギリだったため薄い0.7㎥mを利用

IMG_20200823_163456.jpg

まずはこれで解決

実証編

IMG_20200823_171936.jpg

ポータブルで運用中

(判明している問題)

  • 結構コンパクトだと思ったが持ち歩くとなると大きい → 薄い方が良いかな
  • 軽い・・・のでぶら下げだとブラブラしすぎる → ベルトに固定できるようにした方が良いか
  • OLED部と隙間を保護するため液晶保護フィルムを付けてみたが簡単に取れた → 最初に考えていたアクリル樹脂でカバーするのを再検討
  • 中がガタガタでリセットされることあり → スポンジ素材で抑える(空間に少し余裕ができたようで気圧センサの追加も模索中)

VANTOPの新ドラレコに更新

  • 2020/08/22 10:24
  • カテゴリー:

VANTOPから改良版のドライブレコーダー(H612R)が出ていた(Amazon

バックカメラが同じ物との情報を得て付け替えの必要が無さそうだったので早速購入(18日の夜に注文したが19日に届く)

価格もまあまあ安めではあったが,本体だけの商品構成でもっと安価だと良かったのだが・・・

IMG_20200822_133323.jpg

箱の形や中身の作りは前版と同じ

IMG_20200822_133708.jpg

前版と同じであるがバックミラー接続用のゴミバンドやバックカメラ取付用のテープなど消耗しそうなパーツが2セットあるのは嬉しい

IMG_20200822_133856.jpg

スクリーンは台形から四角になり表示の幅が広がり,フロントカメラの位置は左から飛び出す形から右側になった(サンバイザーの干渉が少なくなった)

設置

要求電力が+0.5A増えていたが3A供給可能な電源を付けているので問題なし(記事へ

バックカメラは同じなので更新しないで本体とGPSアンテナのみ取り付けた

IMG_20200831_174938.jpg

記録ビデオにGPSの位置データも記録されるようになったが解像度アップによりデータ量も増えたのに128GBまでのマイクロSDしか保証されていないから長距離の記録はできないということでいまいちの仕様である

時刻を手動で合わせなくて良くなった程度である(ならアンテナも内蔵で良かったのに)

注意点

利用可能なマイクロSDカードのスペックとしてSDスピードクラス10(Cの中に10とあるマーク)以上とあるが,これまで使用していた128GBのマイクロSDはスクリーンに速度的に使えないと表示される

IMG_20200822_145402.jpg

以下が付属していたマイクロSDカードで,どうやらUHSスピードクラス(Uの中に1とあるマーク)が保証されていないと使用できないのではないかと思われる

IMG_20200823_093805.jpg

どちらも10MB/秒以上の最低転送速度なのだが・・・残念だ

マニュアルにFATでフォーマットして使えとあるが,SDXCカードはexFATなので注意する事と通常はフォーマットする必要はない

使用感
  • 懸案だった処理速度(反応)だけど少しは良くなった
  • スクリーンへの映り込みが酷いのは変わらない(シートにより映り込みを減らす事はできるが,鏡としての機能が損なわれるため難しい)

IMG_20200901_173320.jpg

  • スクリーンの映りが明るくなった
  • 後方に太陽がある(つまり後方からの直射日光だ)と白飛びが激しくなりバックミラーとして機能しない(おそらくカメラの問題ではなくスクリーンのパネルの調整不足)

IMG_20200901_173731.jpg

(更にコメントを追加する)

  • 処理速度が向上したせいか,バックミラーの映像が滑らかになり実用に耐えられるようになった
  • 光の加減でスクリーンに鏡が映り込み白飛びになると鏡になるのだが,この切り替わりである映像と鏡のバランスが良い(考慮して設計したのだとすると凄いセンスだ)
  • スクリーンでは映りが明るくなり夕暮れでも良く観えるようになったが,これはスクリーンのみで記録映像とは明るさが異なる(問題ではなくこれで良い)
  • UHSスピードクラス(Uの中に3とあるマーク)が保証されているマイクロSDカードで使用可能を確認

IMG_20200829_103455.jpg

  • 実際に記録される映像は逆光でもそこそこ観えている

vlcsnap-00001.jpg

vlcsnap-00002.jpg

  • 音声認識は認識率は高くないが便利である,ただし利用するのはスクリーンオン/オフとフロント/バックカメラだけだ

IMG_20200831_174913.jpg

  • GPSによって速度も表示されるよういなったが反応が遅く使えない(別にGPU速度メーターがあるので必要はない)

IMG_20200831_174932.jpg

その他の情報
  • 記録映像ファイルサイズ(5分間)

フロント(4K):約1GB

バック(フルHD):約0.3~0.4GB

  • 記録映像フォーマット

フロント

WS000002.png

バック

WS000003.png

ページ移動

  • 前のページ
  • 次のページ
  • ページ
  • 1

ユーティリティ

検索

エントリー検索フォーム
キーワード

過去ログ

Feed