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タグ「ATtiny85」の検索結果は以下のとおりです。

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nRF24L01のループバックテスト

かなり前に購入して使わなかったnRF24L01(無線モジュール)の利用価値を確認するためテストした

Arduinoで直接nRF24L01ボードは扱いにくいので3.3V降圧付きのソケットを購入

IMG_20230518_111254.jpg

(左)nRF24L01ボード(右)ソケットアダプタ

8ピンソケットに刺して利用すると感度も良くなるらしいがどうだろう?

IMG_20230518_111338.jpg

接続方法など「無線モジュールnRF24L01を使いArduino間で無線通信をやってみる!」を参考にさせていただいた

使用するためのライブラリは(こちら),メソッドの仕様は「RF24 Class Reference」にある

LED点灯にて送受信確認

まずは参考サイトのとおりボタン押下を通信しLED点灯を行い動作を確認

IMG_20230518_131551.jpgIMG_20230518_144502.jpg

(左)送信側(右)受信側

消費電力

IMG_20230518_171959.jpg

UNO込み5Vで最大20mAのようだ(送受信で10~20mAを変動)

ループバックテスト

無線なんでどのくらいの距離を通信可能か確認したいこともありループバックでテストした

ループバックテストとはメインとスレーブとしたら,メインがスレーブに送信,スレーブが受信したデータをメインに送信(返送)してメインがデータが同じであることを確認する昔からある簡単かつ確実な通信確認(エコーバック,ピンポン手順として通信で利用されることも)

尚,Arduinoで送受信できることは問題ないようなので受信側はATtiny85を使用してみる

(送信側スケッチ)

#include <SPI.h>
#include <nRF24L01.h>
#include <RF24.h>

#define TIMEOUT 200

RF24 radio(7, 8); //CE,CSNピンの指定
const byte sendAddress[6] = "00001";  //送信アドレス
const byte backAddress[6] = "00002"; //受信アドレス

const byte sendData[] = "0123456789abcdef";

void setup() {
Serial.begin(9600);
Serial.println("loopback test begin");

radio.begin();
radio.setPALevel(RF24_PA_MAX); //出力(RF24_PA_MIN, RF24_PA_LOW, RF24_PA_HIGH, RF24_PA_MAX)
radio.openWritingPipe(sendAddress); //データ送信先アドレスを指定
radio.openReadingPipe(1, backAddress); //(0-5), データ受信アドレスを指定
//0は書き込みパイプと共有となるのでなるべく受信パイプは1-5
}

void loop() {
byte data;
int n, tm;
boolean retry;

for(n = 0; n < sizeof(sendData) - 1; n++) {
retry = true;

do {
delay(5);
radio.stopListening(); // 送信側として動作
radio.write(&sendData[n], sizeof(byte));

delay(5);
radio.startListening(); // 受信側として動作

for(tm = 0; tm < TIMEOUT; tm++) {
if(radio.available()) {
radio.read(&data, sizeof(byte));
if(sendData[n] == data) {
Serial.print(" -> back: ");
Serial.println(data);
retry = false;
} else {
Serial.println(" -> error");
Serial.println("retry");
}
break;
}
delay(5);
}
if(tm >= TIMEOUT) {
Serial.println(" -> time out");
Serial.print("retry");
delay(200);
}
} while(retry);

delay(2000);
}
}

(受信側スケッチ)

// ATMEL ATTINY85 / ARDUINO
//
// +-\/-+
// RESET PB5 | |8 VCC
// ADC3 (D3) PB3 2| |7 PB2 (D2) ADC1
// ADC2 (D4) PB4 3| |6 PB1 (D1) PWM1
// GND 4| |5 PB0 (D0) PWM0
// +----+
//
#include <SPI.h>
#include <nRF24L01.h>
#include <RF24.h>

RF24 radio(3, 4); //CE,CSNピンの指定(D3, D4)
const byte sendAddress[6] = "00002"; //送信アドレス
const byte recvAddress[6] = "00001"; //受信アドレス

void setup() {
radio.begin();
radio.setPALevel(RF24_PA_HIGH); //出力(RF24_PA_MIN, RF24_PA_LOW, RF24_PA_HIGH, RF24_PA_MAX)
radio.openWritingPipe(sendAddress); //データ送信先アドレスを指定
radio.openReadingPipe(1, recvAddress); //データ受信アドレスを指定
}

void loop() {
byte data;

delay(10); //これがないと正常に送受信しない
radio.startListening(); //受信側として動作
if(radio.available()) {
radio.read(&data, sizeof(byte));
delay(10); //これがないと正常に送受信しない
radio.stopListening(); //送信側として動作
radio.write(&data, sizeof(byte));
}
}

(結果)

ATtiny85側のsetPALevelを最高のRF24_PA_MAXにすると処理が追い付かないのか通信不良となるのでRF24_PA_HIGHにした(送信側はRF24_PA_MAX)

場所(受信側) 距離 通信 結果画面
見通し 3m 良好
見通し 7m 良好
隣の部屋 5m SS20230519_room.png
2つ隣の部屋 10m 不可 SS20230519_2_room.png
1F-2F 5m(直線) SS20230519_1F-2F.png
10m以上 不可 SS20230519_outside.png
備忘録

(ATtiny85のスケッチ書き込み)

IDE2.XだとArduinoISPで書き込む場合「→」では書き込めなくなっていた(嵌った)

「スケッチ」→「書き込み装置を使って書き込む」を実行

SS20230519_001.png

(ATtiny85との結線)

IMG_20230519_103328.jpg

ATtiny85では全てのピンを使用してしまうため利用するのは厳しそうだ

(ArduinoUNOとの結線)

IMG_20230518_180618.jpg

ATtiny開発ボードの改版

新しい開発ボードを作成

IMG_20191006_214828697.jpg

改版した理由は

  • ATtiny85対応
  • チップの差し替えをZIFソケットにしたかった
  • スケッチ書込みと動作試験時のピン切替を楽にしたい(ZIFの装着位置を変えることで切替)

ATtiny85には既存版でも対応されてはいるが新規一転の意味もある

ZIFソケットを採用するのは付け替えを簡単にするため

問題はピンの切り替えで,当初は短絡ピンでの切替だったをDIP-SWにする案を考えていたが16ピンのZIFソケットを観て位置を変えることで切り替えられることに気付いた

スケッチ書込み時は(写真で)左に挿入,動作させる時は(写真で)右に挿入する

電源は共通の5VでON/OFF SWを緑LED付きにした

既存版の3.3Vでの動作確認は5Vでの確認でも問題ないので削除した

リセットSWは動作試験用のみ(書込み時は1番ピンを使うため必要なし)

2番ピンは赤LEDを動作確認プログラム用(blink)に設置

3番ピンをデバック用シリアル出力にする予定

(ボードの確認)

ATtiny13aとATtiny85で書込みと試験位置動作を確認した

書込み時

IMG_20191012_194105738.jpg

試験時

IMG_20191012_194134306.jpg

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