ようやく入手
去年(2016)の秋くらいにダイソーがガールズ研究所なんとかの企画で300円のモバイルバッテリーを販売しているという記事を観て欲しくなり周辺のダイソーを探しまくったが販売されていなかったので手に入れることはできなかった
そして今度は正式にダイソー製品として300円のモバイルバッテリーを販売されたという記事を観てやっぱ欲しくなったが
「どうせ手に入らないだろうな」
と思っていた(実際市内の店では販売されていない)
それがちょうど1週間前に坂出の方へ行った時,大きい店舗のダイソーがあって入ってみたらあった(在庫4個を全部戴き)
いつも楽しみに記事を閲覧させていただいてるこばさんによると三代目ということらしい
今後も変化があるかもしれないので2017春モデルってことにしておく
既に多くの方々によって調査解析されているので,先人さんの解析内容を改めて確認ってことをしてみた
筐体は高級感があり頑丈そう
筐体は光沢があって300円とは思えないくらい綺麗でABSにシッカリ加工されており硬そうで傷が付きにくそう
モバイル環境での強度的な問題はないだろう
データ転送不可のUSBケーブル(¥100相当),ストラップ(2個¥100ってところか)も付属している
端子は2種2個だが内部で同じ
取付されてる端子は標準USBのOutー5V,マイクロUSBのInー5Vの2つあるが内部では結線が同じなのでどちらをOut/Inに使用しても構わない
モバイルバッテリーへ充電すると(取説では)LEDが赤青の交互点滅し充電終了で消灯するとなっているが,実際は充電終了でモバイルバッテリーが出力モードになりLEDが青点灯する
この時モバイルバッテリーへ充電した装置(PCやACアダプタ等)への逆流が発生することになり,まだ充電した装置が給電中なら電位差が少ないので大丈夫だけど停電やSW切で未給電になってしまうと充電装置に異常が発生するかもしれない懸念が発生する(装置は破壊されることもあるが危険って程度にはならないとは思う)
入出力が同じ端子(2つあるが同じ)であるが故の問題であるが,ではどうやってモバイルバッテリーへの充電を認識しているのか
省電力装置の電源としては使えない
通常時,中身のバッテリーが空と判断されなければ5V出力モードであるわけで,切り分けとして等間隔(2~10秒位,接続されてる負荷で異なる)で出力電圧を下げて外部から給電があるかどうか判断してる(これってソフト屋さん的発想だね)
出力電圧を無負荷の接続だけど見てみると(上のオシロの)示すとおり5Vから1.8V位まで等間隔で下がっている
しかし負荷の消費電力が大きい場合(約70mA+)なら電圧を下げる範囲が小さいらしく4.8V位まで下がるのみだそうだ
いずれにせよ残念ながらArduino等の省電力装置の電源として直接は使えないしスマホ以外の充電には利用できなさそう
例えばスマートブレスレッドの充電を行ってみたが不可だった(原因調査はしてないので不明)
バッテリーチェッカーを間に入れると充電されるのだが等間隔で充電が停止する
140mA流れているようなんだが?
放電容量DCDCが62%
5V出力バッテリーとしての放電容量(とりあえず2台)を確認
約600mAで放電させてみた
一台目は915mAh(以下表示のため別のバッテリーに繋いでいるので電圧は異なる)
二台目は923mAh(以下表示のため別のバッテリーに繋いでいるので電圧は異なる)
一台目を再度充電してみて計測してみたが変わらなかったので920mAh前後のようなので5V×920=4600mWh
中身は3.7V2000mAhの18650で,3.7V×2000mAh=7400mWh
4600÷7400=62% って効率悪い,少し前に購入したモバイルバッテリーは80%だったので安いとはいっても差がありすぎ
仕様では5V最大1Aだが使用してるチップの仕様は最大800mAhとのこと
そこでぎりぎりの800mAで放電させたら869mAhになってしまった
モバイルバッテリーへ充電
モバイルバッテリーへ充電時間は取説では約6時間となっていたが,2A給電可能なACアダプタでは3時間位で完了した
負荷による出力電圧
負荷なしの場合の電圧はDCDCされてないで18650の直接の電圧が出ているのか?
少しでも負荷あり(USBパワーチェッカーが負荷となっている)の場合は5Vとなる