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2015年09月の記事は以下のとおりです。

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デサルフェーター(2号)の製作

前回版デサルフェーターでは12KHzで稼動させると発熱が半端でないことで高クロック化できなかった

そのためではないと思うがポータブルバッテリには効果がなかったので高クロックでどうなるか試してみたい

そこでこちらで紹介されている555タイマの制御方法ならばON時間を短く調整でき発熱を抑えられるのではないと思い2号機を製作することにした

先ずはクロックを20KHzで試してみる

回路図

  • ON時間は調整できるようにとR1を半固定にした(約8KΩに設定)
  • R2(66KΩ)は、C1とともに調整しつつ最終的に100KΩと200KΩの合成となる

R1

R2

C1

クロック(555 3pin)

8K 200K 0.0022μF 3.384KHz
8K 200K 470pF 14KHz
8K 100K 470pF 26KHz
8K 100K 0.0022μF 6.51KHz
8K 100K 0.001μF 13KHz
8K 66K 0.001μF 19KHz

さくっと組み立て(最終ではない)

完成ボード

丁度良いので2つのオシロスコープ(キット)でポイントを比較してみた

①555の6ピン

双方とも変わらず

②555の3ピン(FETへの出力)

解像度が低いからか?方形波に見える

③デサルフェータの出力(バッテリ接続端子)

双方とも1MHzサンプル帯域250KHz(実質以下)程度では厳しい

(続く)

秋月の新しいオシロスコープキット(DSO138)を製作

秋月ページをチェックしていたらTFTカラー液晶を採用したDSO138というデジタルオシロスコープキットがあった

こちらのページで存在は知っていてカラーは観易くて良さそうだなと思っていたので早速購入

少し時期遅れで本家のDSO138も販売され少し価格が上がるがファームバージョンが新しいようだ

パッケージ

1つの袋に収まっていた

パッケージ

パーツ

中身は、基板

P1

ブロープ(BNC接続の赤黒のミノムシクリップ)

P2

スイッチなど

P3

抵抗

P4

コンデンサー

P5

半導体(LED・ダイオード・トランジスタ)、インダクター

P6

液晶はちゃんとプチプチで包装

P7

P8

製作

パッケージはパーツのみでパーツリストとか説明書などの紙類はなしだったので、説明書を秋月ページからのリンクでダウンロードして印刷した

基板には表面実装パーツは既に載っており、その他のパーツを半田付けすると約3時間位で完成する(説明書通りで難易度は高くない)

完成後の電圧チェック(説明書には各所の電圧チェックの記載がある)

電圧チェック

電圧確認後、ジャンパを結線して液晶を載せて起動する

起動2

起動1

起動3

0Vポジションがずれているので説明書通りに調整(GNDでVPOS選択後、OKを2秒位押す)

0V調整1

0V調整2

 

尚、右側のタクトスイッチはいまいちなのでボタンスイッチ(これ)に変更、左側のスイッチには以下のようにゲタ(2mmのピンソケット)を履かせて取り付けている

スイッチゲタ

 

ケース

悩んだ末・・・どうしてもスイッチの位置(正確には高さ)が解決できなかったため安易なまな板ケースとした

表板はクリアアクリルで左側のスイッチは高さを確保できないので切り込みしている

これで少なくとも上から何かが入って接触ってことは安易には起こらない

表板

裏板にはアルミ板を付けてみた

裏板

持ち易いし、ゴム足も付けて置き易くもなっている

バッテリ利用のためのバッテリ設置場所を確保できていないのが問題点

(追記)

公称の消費電力が9V200mAなんで006P7セル8.4Vで稼動確認してみて問題なし

1時間位は使えるはず、ポータブル運用としてバッテリボックスも考えないといけないかな

 

追記)長い間DSO130と記載していたDSO138が正しいようだ(2016.03.11:なんで間違ったのだろう?)

 

主な仕様
  • チャンネル数:1ch
  • アナログ帯域:0~200kHz
  • 感度:10mV/Div~5V/Div
  • 最高入力電圧:50pK
  • 入力インピーダンス:1MΩ/20pF
  • 解像度(ビット数):12ビット
  • レコード長:1024サンプル
  • タイムベース:500s/Div~10us/Div
  • 電源:9VDC(8~12V)

 

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