¥100均ではなくディスカウントストアのザ・ビッグ(イオングループ)で購入した¥300のライト
当初は高輝度LEDを取っ払いパワーLEDに改造しようと考えていたが高輝度LEDでも明るさが十分だったのでそのまま利用
表面に24LED,先端に3LEDが設置されていて,ボタン押下で(24LED点灯)→(消灯)→(3LED点灯)→(消灯)→(24LED点灯)・・・と切り替わる
裏には磁石と引っ掛けが付いていて便利
バッテリーは単4×3本で充電池(ニッケル水素)でも点灯可能だが,交換には裏蓋を開けるため3本のビスを外す必要があり面倒
そこで充電池専用にして裏蓋を外さなくても充電できるように充電用の端子を設けることにした
充電端子増設
①分解
まずは開けてみる・・・ビス止めなので簡単に分解できた
予想通り特に特別な部品はなく,単純に1.5V×3の4.5Vに電流制限のための抵抗を通し,LED24個と3個を並列でドライブしているだけである
電流制限抵抗が適当に半田付けされている
どうゆうことかLEDの足の錆びがかなり酷い(フラックスのせい?)
基板の表と裏,表面は汚い
②電流制限抵抗の調整
LEDのスペックを得るため電圧と電流を計測
24LEDの両端電圧が2.92V,電流が230mA
ニッケル水素3本で3.6V,電流制限抵抗が2.9Ω(実測),カラーコードは2.7Ω
抵抗は2.9Ωとしてドロップ電圧は約0.7Vとなりそれなりに合う
と,数値を出してみたが計算するより実測することに・・・
電流制限抵抗を除き23LEDのみで電圧を変化させて電流を計測した
電圧(V) |
電流(mA) |
増加(mA) |
2.90 |
190 |
― |
2.95 |
230 |
40 |
3.00 |
280 |
50 |
3.05 |
330 |
50 |
3.10 |
360 |
30 |
3.15 |
420 |
60 |
3.20 |
500 |
80 |
電流の増加が大きくなる直前の3.10VをVF,電流をLED当たり15mAとして設計する(見た目の明るさも良好)
電源を3.6Vとすると抵抗が約1.38Ωとなるがぴったりの抵抗は持ってないので1.5Ω(これも無かったので組み合わせた)にした
③組み立て
空いている部分にDCジャックを取り付け充電中を示すLEDを横に出した
逆流とか防止しないといけないのでちょっとした回路にはしている
④試験
3LEDの点灯試験
24LEDの点灯試験①,24LED点灯試験②(①より後方から範囲を照らす)
参考までに32+30Wの蛍光灯下(明るさ80%)