マグネチック・ループアンテナを設置
- 2022/01/29 20:26
- カテゴリー:アンテナ
マグネチック・ループアンテナを野外設置するのに主に防水対策のため手を加えた
給電部を解体,穴あけ加工した(ダイソー製)100均タッパーに通す
アンテナ部であるフラループはタッパーとホットボンドで固定し隙間を埋めた
タッパー内は,4C-FBのエレメントからRG174(1.5D-2V相当)に繋いでバラン(フェライトコアで3回巻き)を設置し,出力はFコネ(メス)にした(インピーダンスが食い違うけど受信のみなので良いでしょう)
Fコネ(メス)のシールド部の素材が半田付けが困難で(前回アルミでやってみて駄目だったので)銅板を間に入れた
RG174シールドと銅板は半田付け,その他は圧着で接続している
本体はカラフルなのは良いけど繋ぎ目からの浸水とプラスチックは紫外線でボロボロになるので全体を灰色のテープを巻いた
この形は設置するのが難しい・・・
評価段階なので最終的にどうするかは考えるとして暫定で引っ掛かる所にぶら下げた
ダイポールアンテナの方は取り外し(これから)改良する予定
昼間に中波を受信してみると感度は上がったがノイズが増えた
ガルバニックアイソレータをアースでノイズは除去できたので良い感じではある
ノイズを拾いすぎる感じがするので周辺の状態を見直す必要があるようだ
(思い出となるが)
1970年代では外に簡単な線(アンテナ)を出すだけで十分なクリアな受信ができたのだけど・・・
現代だとノイズの元となる機器が多すぎるだろうか,ラジオを聴くと解かった簡単にノイズを拾ってしまうように思える
アースによる効果が大きいようなのでバーチカルアンテナの方が良いのかな
とおリすがり
パッチンコアって実はMW-SWにあまり効果がなかったりします(まったくないわけではない)
一方大型のトロイダルコアFT-140#77に細い同軸ケーブル1.5C-2VをW1JR巻きすると絶大な効果が得られますのでやってみてうださい。最大の利点はアンテナ線がアンテナの延長として機能せずループのみがアンテナになるのでノイズは減ります。