NanoPi NEOのサーバ化
- 2021/08/15 20:28
- カテゴリー:Nano Pi NEO, PC, LAN
Cubieboardのサーバ機能の一部(NTP/DPCH/DNS/Mail)を移行させるため(ようやくとなるが)NanoPiサーバを作製する
(特にDHCPは別にしておかないとサーバメンテとかで何かと不便なことがあるのでさっさと分けておけばよかったと思う)
ケース
少しは見栄えを良くしたかったのでタカチの金属ケース(100x30x70)を使用する
消費電力
OctoPrint用の回路と似た5VのUPSを組み込んだ回路となり,先にNeoPiの消費電力を確認しておく
実働,通常で0.14~0.26A,CPUストレスを与えたところ0.35~0.42A
最大でも0.42程度で,ネットでの情報も0.5A以下なのを確認
回路図
DCDCが効率90%なのでDCDC入力1Aでも出力に余裕はある
電源は5Vでリポ充電分があるため1.5Aは必要か(完成後に確認予定)
基板
ユニバーサル基板を使い,NanoPi本体,リポ充電モジュール,DCDCモジュールとUPS回路を載せる
サイズはCタイプ(秋月呼称)で十分だろう
基板はNanoPi本体を載せるために,ルーターにダイヤモンドカッターで加工(簡単)
これにNanoPiはピンソケット,モジュールはケースに合わせエポキシ樹脂で固定
リポの選定
バッテリーはサイズ的にもOctoPrintの時に使った200mAのリポにしようと考えていて出力電圧を調整して確認を行った
ところが0.5Aを出力できないようなので,サイズ的にぎりぎりとなるが18650に変更
その他の部品を基板に載せて基板はひとまず完成
ケース加工と組込
バックパネルを外部インタフェースに合わせてケースを加工
ドリル+鑢掛け加工なんで,あまり綺麗には加工できない・・・が,十分
フロントパネルにLEDを付けるが,LEDが飛び出さないようにするためLEDマウント用の台座を3Dプリンタで作った
LEDを付けた台座を穴を空けたフロントにホットボンドで取り付ける
ケースに基板を付けて完成
問題点
ソフトウェアの設定を行おうとしたところ,運用可能な最低レベルで完成はしたが少々問題があることが判明したため改良する