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電子負荷の作製

実験用電源の確認をセメント抵抗を使っていたら,情けないことに不意に触って火傷してしまった

そこで簡易ながら電子負荷を作製しておくことにした

前々から作っておこうと考えてはいたので材料はある

ベースは廃材のアルミ放熱版

放熱版1放熱版2

回路は簡易で以下のとおり

回路1

2SJ334(60V30A,Rds29mΩ)× 2

シャント抵抗は0.1Ωとかの方が良いが手持ちがないので1Ωを2つ並列で0.5Ωとして5Wのセメント抵抗で10Wを確保

抵抗

アルミテープで固めて0.3mmのアルミ板で放熱版に固定(規定以上の熱を放出可能かな)

放熱

電圧・電流の測定をArduinoで行うため回路を修正

  • Arduinoからの測定で0Vを統一するためシャント抵抗を移動
  • 複数だと電流補正が必要となるためFETを1個にした

回路2

2SJ554(60V45A,Rds37mΩ)× 1

さくっと完成させたが,ケーブルは太いほうが良いだろうと思い2sqにしたためちょっと収まりが悪くなってしまった

完成

とりあえず確認してみて大丈夫そう(以下は400mAとなる)

試験

改良も考えるため本日はこれで終わり

ダイソーのUSB充電ライター(その2)

ダイソーのUSB充電ライターの続き

USB未充電のリポ両端電圧は3.90V位

未充電リポ電圧

USB充電中のリポ両端電圧は3.93V位

充電リポ電圧

リポを基板から外してリポ電圧は3.90V(当然未充電と同じ)

リポ電圧

リポを外した基板(つまりリポ充電)の電圧は4.31V

リポ充電圧

(参考)リチウムイオン充電池の充電方法
  • 一般的に充電圧はセルあたり最大4.2V電流は1C以下(充電圧は4.1Vとする場合と4.2Vがある)
  • 充電は電圧と電流を管理する定電流定電圧充電(CCCV)方式を使う
  • CCCV充電としてはセル電圧が4.2Vまで定電流充電,4.2Vに達すると定電圧充電にする
  • 満充電は充電時間または充電電流の減少状態で判断
  • 充電時間で規定する場合は4.2V、1CのCCCV充電で充電時間2.5時間を満充電と定義(電流0.5C、電圧4.2Vの定電流定電圧充電では3.5時間となる)
  • 急速充電の目安として1C充電の場合は充電開始1時間後には90%充電となり、0.5C充電の場合では120分後には90%以上の充電となる

(追記:2017.01.07)

リポの容量は電子負荷で計測してみたところ200mA/H前後の模様

計測

京都

  • 2016/10/10 22:05
  • カテゴリー:観光

10月8日~10日の三連休で京都へ行ってきた

数年会っていない友人と待ち合わせて京都競馬場がメインであったが少しは京都も観光(フォトギャラリー

二条城

京都競馬場は落ち着いた感じで良い競馬場だった(周辺に何もないからかな?)

京都競馬場

京都までは自家用車で行き3日間(実質48時間で3,000円)駐車して移動は電車,バス,徒歩

京都の駐車場は多く車で移動してもなんとでもなるようだ(ただし名所の駐車場は短時間で高価なところもあるので注意)

行きは瀬戸大橋(児島ー坂出),瀬戸大橋は初走行,複数の橋なのだが1本の橋のようだった

帰りは明石海峡大橋(明石ー鳴門)

明石海峡大橋

宿泊はビジネスホテルとか観光会社に押さえられていて単体の宿では確保できず(確保できても酷く高価),最終的にBooking.com(安価になるがキャンセル料が掛かることに注意)でゲストハウスを予約した

宿泊は7条通り(4~7条なら)なら移動に便利

(おまけ)
天下一品ラーメン

京都発祥の地なので食ってみたけど地元の天下一品店の方が旨かった

戻って忘れないうちに地元で食ってみたところ,まず麺が角麺ではあるが腰が違う(京都では煮すぎだったのかもしれない)

またスープの味は同じだと思うが量が異なり,地元のほうが量が多いため最初から最後までスープを楽しめる

地元で食べてみると最後にスープまで全部飲み干していた(京都では残す)

ヨドバシカメラ

時間の合間に田舎では手に入りにくい古いデジカメ(COOLPIX5700)のバッテリーを購入

京都のヨドバシカメラは観光の街に合うようにデザインしたのであろうか昔の百貨店のような感じの建屋で驚いた

更に地下デパがあったのにも驚き

シャントレギュレータを使ってみる

精度の高いリファレンス電圧のためシャントレギュレータを購入

(三端子レギュレータとシャントレギュレータは兄弟のような物ではある・・・が)

三端子レギュレータのように回路化すれば良いかと思ったら,どうも異なり扱い方が判らないので使い方を勉強することにした

シャントレギュレータ

回路

購入したシャントレギュレータは2種

①NJM1431A:2.465V±1%

  • R部が入力,+2,46V部が出力
  • アノード,カソード,リファレンスの三端子
  • カソード電圧36V,カソード電流100mAがMax
  • カソードへは電流制限として抵抗(100Ω~1KΩ位)を付けて標準5~10mA位にする
  • リファレンスと入力間もしくはGND間を直結で2.465Vとなる
  • リファレンスと入力,GND間を分圧すれば定電圧を変更できる(使用手引きを参照)
②LM4040AIM3-4.1:4.096V±0.1%

  • 端子は3個あるが1つはNCなのでアノード,カソードの2端子
  • カソード電流は60μA~15mA(Max20mA)
  • カソードへは電流制限として抵抗(1KΩ~10KΩ位)を付ける(500μA位流さないと電圧が出ないようだ,標準は100μA)
準備

ブレッドボードで2つの基準電圧を発生させ(テスターの校正にもなるかなと)手持ちのテスターで計測してみる

テスター

LM4040AIM3-4.1は表面実装のSOT-23パッケージなのでブレッドボードで扱えるようaitendoで購入しておいた秘密兵器(w)を使う

基板

実装したらこんな感じになる

実装

細ピンを取り付けてブレッドボードに

ブレッドボード

結果

回路は希望のリファレンス電圧が出力されたので問題なし

副産物としてテスターの精度は以下のとおりだった

テスター名称

NJM1431A

(2.465V±1%)

LM4040AIM3-4.1

(4.096V±0.1%)

備考
sanwa PM3 P1-1

2.415

(0.980)

P1-2

4.04

(0.986)

 
kaise KU-1188 P2-1

2.45

(0.994)

P2-2

4.10

(1.001)

 

MASTECH MS8221C

P3-2

2.46

(0.998)

P3-1

4.11

(1.003)

 

オシロスコープキット

P4-2

2.45

(0.994)

P4-1

4.10

(1.001)

 

(追加)

NJM1431Aは5V,9Vとも電流制限として1KΩで問題なし

LM4040AIM3は9Vの電流制限として51KΩは問題なかったが,5Vの場合10KΩ以下でないと正常に電圧がでないようだ(5KΩの1mAが安全か)

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