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NanoPiのUPSが終わっていた件

長い期間(一部機能の)試行運用していたNanoPiを確認のため止めた際,実験で12Vの電源が欲しくて丁度空いていた止めたNanoPiで使用のUPSを繋いでみたが動作しない

おかしいなと思ってUPSの出力電圧を確認すると0Vで,バッテリが7.2Vのところ3Vしか出ていないことが判明

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バッテリはAAA(単4形)×6本で構成しており単体の電圧は個々で異なっていた

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調べてみたところニッケル系2次電池のトリクル(フローティングもしくはフロート)充電は専用品があるとのことで一般向け用では寿命が短くなるそうだ

今回,約半年でバッテリが寿命となった理由として電極の半田付けによる劣化の感じもするので,次は半田付けしないでバッテリケースで作製しようと思う

バッテリは充電耐性のある丈夫なニッカドのAA(単3形)を試してみたいのもあったが,低価格で大容量(1100mAh,約1200回使用可能)の魅力に負け「BONAIニッケル水素AAA」を購入

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現在,復旧を検討中

アンテナカプラーの改修(その2)

どうやら内蔵したRFアンプが発振しているようなので再度改修にとりかかる

(左)電源OFF(右)電源ON

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ゲイン(電圧で制御)を上げると確実に発振

対策1
  • 発振を抑えることができないかもしれないのでRFアンプを外部にすることも踏まえ前段から後段に再度配置換えする
  • 電源ラインに0.01μFのパスコンを入れる
  • RFアンプ関連ラインのケーブルを同軸ケーブルに置き換える

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(左)電源OFF(右)電源ON

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電源ON後,暫く経過すると発振

対策2
  • 上部にアルミ板を設置してシールド

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かなり効果があったが,やはり時間経過により発振

対策3

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この基板フラックスやペーストを使用しても半田の乗りが悪いのに何度も半田付けしてボロボロになってきた(中華製の安物半田のせいもあるけど・・・)

同軸ケーブルの先端部は芯線と網線が接触しないように木工用ボンドで絶縁(前はホットボンドを使っていたが木工用ボンドの方が剥がれにくい)

(左)電源OFF(中)電源ON(右)電源ON経過

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これでも稀に発振するので,RFアンプボードの上下のスペースを狭めてよりアースに近づけたところようやく発振は止まった

対策による影響

RFアンプのゲインを操作するため電源に500ΩのVRを直列に入れて6V~12Vに変動するようにしていたところ7Vを超えないとRFアンプが動作しなくなった

VRも問題があり最大の電圧供給が10Vになっている(最大ゲインだと発振するかもしれないので当面は改修しない)

久々に雪が積もった

  • 2024/01/24 20:50
  • カテゴリー:未分類

愛媛県では,おそらくこの辺りが一番雪が積もらない地域でないかと思うので,前回は(15年程前に積もった記憶はあるが)何年前か覚えていない

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積雪は5㎝位かと思われるが午前中は気温が上がらなかったため道路は凍結

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午前中の国道11号線は10㎞移動するのに2時間以上も費やす事態となる

アンテナカプラーの改修

この前作成したアンテナカプラーがよろしくないので改修

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改修内容

①コイルの巻き直し

設置のし易さなどからコアは大きい方が良いかと思ってφ40㎜にしたが大きすぎて後から扱いにくいことが判ったのでφ26㎜で作り直し

またインダクタンスががもう少し欲しかったので巻けるだけ巻いてみた

※)アンテナとして使うならコアは大きい方が良いとのこと(大きいとノイズも受け易い?)

②RFアンプの回路位置変更

アンプはカプラーの後段階にしていたが,前後を試してみると前段階の方が良い結果だったので変更

③回路の修正

スルー回路にバリコンが入っていたので回路を見直し

④中波用のコイル(330μH)を変更

①~③を対応してnanoVNAにて周波数範囲を実測してみると330μHのインダクタに問題あったのでマイクロインダクタに変更

回路

(修正前)

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(修正後)

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コイル

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当初,中波用の330μH(実際は260μH)では容量不足だったのでコイルに直列にしてみたら周波数範囲が421~1000kHzで下がり過ぎた

修正版ではコイルの最大56μHに147μHを直列追加して約200μHにしている

10MHz以上では然程効果が見られないようなので表のピンク部の5回路を切替(もう1つはスルー)

中波用のコイル

実測するとトロイダルコアではゲインが下がりすぎ(421kHz:-11dB~1000kHz:-25dB)

またコイル同士が干渉し合ってるのか他の周波数に切り替えてもゲインがダウンしていた

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そこでマイクロインダクターにしてみたら良好となったので交換(Qも良さそう)

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自作したコイルに100μH+47μHを直列に入れて約200μHに調整

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結果

回路が減ったため線が少なくなり中身がシンプルになった

こうなるとケースもコンパクトにしたくなる

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今回は先ずはロングワイヤーで確認

スルーでも中波が良く聞こえたのには驚き, カプラーを中波の切り替えで南海放送1116kHzに合わせるとS4→S6となり効果ありが判る

短波ではラジオNIKKEI(6055kHz)を選局しても全く聞こえないのが,カプラーを合わせるとS4で十分聞こえるようになり,こちらも効果ありと判り満足

ループアンテナは7000kHzに合わせてあるためか,中波は受信不可,短波のラジオNIKKEIは僅かに聞こえる程度であった

ループアンテナ

各バンド対応しようと考えていて対応してないので,とりあえず同調用コンデンサを外して直結にした(2024.1.25)

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下の写真は撮るのを忘れていたので合成

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まだ受信は試していない

(2024.1.26)

直接の接続では7MHzのアマ無線の受信が困難となり,カプラーでマッチングさせるとラジオNIKKEIを含め受信可能となる

ロングワイヤーに比べると設置場所の違いのためかループアンテナの方が感度は良い

どうやらループアンテナはループ部で同調させてこそ効果を発揮するようだ

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