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カテゴリー「NOAA」の検索結果は以下のとおりです。

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NOAA受信における不思議な現象

上空850kmの衛星から137MHz帯のFM受信だと突き抜ける電離層はもちろん雲や気圧とか何が影響しているのか判っていないのだけど,少なくとも受信角度が高い(つまり上方で短距離)の方が明らかに感度が良くなりそうに思う

しかし,そうでも無いことが先日は起きている(これ

不思議なことに(1日中良好に受信できそうな日に)一番有利なはずの場所からの衛星受信が不可だったのだ

納得いかないので受信データを調べたがまるで受信できていないことが判明したが原因は判らない

受信音声データは3カ月で削除しているため記録しておく

①NOAA15 08:00:56~08:16:02 進行方向(北から南) 最大昇角(64°) 方角(西)

20240313-080056-NOAA15-MCIR-s.png

②NOAA19 09:30:00~09:45:40 進行方向(北から南) 最大昇角(89°) 方角(西)

20240313-093000-NOAA19-MCIR-s.png

③NOAA18 10:59:08~11:14:58 進行方向(北から南) 最大昇角(86°) 方角(東)

20240313-105908-NOAA18-MCIR-s.png

④NOAA15 19:16:42~19:31:52 進行方向(南から北) 最大昇角(61°) 方角(西)

20240313-191642-NOAA15-MCIR-s.png

⑤NOAA19 20:52:06~21:08:01 進行方向(南から北) 最大昇角(70°) 方角(西)

20240313-205206-NOAA19-MCIR-s.png

⑥NOAA18 22:21:18~22:36:57 進行方向(南から北) 最大昇角(75°) 方角(西)

20240313-222118-NOAA18-MCIR-s.png

 

現在使用中のアンテナは耐久性を考えていないので,そろそろ改良も含めた補修が必要かな

NOAA受信システム異常の復旧

3/3~3/4に温度センサー異常でメンテナンス後,NOAA受信システムが異常になっていた

同時にOSのアップデートを実施したためだと思われ調査の結果ようやく復旧

今後も失敗しないよう記録

rtcwake

rtcwakeでメモリーサスペンド後,復帰しなかったため記録がない(3/4~3/5)

→ この件はまだ未解決のため動作停止させている(手動では問題ないので困っている)

rtl-sdr

問題発生後,最初にrtl-sdrの問題でないかと最新のrtl-sdrをDLして再セットアップしたためsoxへのフォーマットエラーとなっていた(3/7~3/8)

$ /usr/local/bin/rtl_fm -f 137.9125M -s 160k -g 48 -p 55 -E wav -E deemp -F 9 - | sox -t wav - NOAA18.wav rate 11025
Found 1 device(s):
0: Realtek, RTL2838UHIDIR, SN: 00000001

Using device 0: Generic RTL2832U OEM
Found Rafael Micro R820T tuner
Tuner gain set to 48.00 dB.
Tuner error set to 55 ppm.
Tuned to 138232500 Hz.
Oversampling input by: 8x.
Oversampling output by: 1x.
Buffer size: 6.40ms
Sampling at 1280000 S/s.
Output at 160000 Hz.
sox FAIL formats: can't open input `-': WAVE: RIFF header not found
Signal caught, exiting!

User cancel, exiting...
$

現時点での最新版ではパッケージ版と同じ問題が発生するようだ

最新にする必要はなかったので当初セットアップした版数を再度make(waningエラーが多発するが動作は問題なしだった)→ 最新版ではコンパイルエラーは発生しない

gpioset

NOAA受信時LNAの電源をONしているがGPIOに対するコマンドでエラーが発生していたため,rtl_sdrを入れ替える前の受信にて感度不足により画像にできていなかった(3/6~3/7)

$ /usr/bin/gpioset gpiochip1 72=1
/usr/bin/gpioset: error setting the GPIO line values: Invalid argument

GPIOの構成でgpiochip1に接続されていたのがgpiochip0に変わっていた(何故なのか不明)

$ gpiodetect
gpiochip0 [1c20800.pinctrl] (256 lines)
gpiochip1 [1f02c00.pinctrl] (32 lines)
gpiochip2 [axp20x-gpio] (2 lines)
$
(修正)
$ /usr/bin/gpioset gpiochip0 72=1
$ /usr/bin/gpioset gpiochip0 72=0
温度センサー

BMP280を⑤に交換したが温度も異常だったので⑭に変更

IMG_20240303_131935.jpg

しかし同様に正常な温度を取得できていないのでESP8266の問題である可能性がでてきた(⑤のBMP280は単体確認で問題あり⑭は問題なし)

NOAAサーバボックスのBMP280更新

2月の中旬頃からケース内温度の測定値が常に30℃になっていたのでBMP280の異常と考え更新

(NOAAサーバは電源スケジュールがあり土日でないとメンテナンスできないようにしている)

IMG_20240302_132434.jpg

BMP280の在庫が減っているので先日交換した「な!百葉箱」の気圧異常品を取り付けた(付けていたのも中古だけどね)

IMG_20240302_132109.jpg

交換後,測定された温度は正常となったことを確認

ss20240302-1.png

ss20240302-2.png

(追加:2024.3.6)

OSアップデートを実施したためか?現在システムに問題発生中

NOAAサーバダウン

本日11:30頃にNOAAの受信画像が更新されていないことからNOAAサーバが異常であることを認知

電源管理の情報を参照すると

Screenshot_20231214-114009.png

これは・・・まずいことにバッテリ切れ

確かに数日の天候は良くなかったけど見積りでは満充電からなら1週間は十分に持つ計算,そして100Wの太陽電池で1日快晴なら満充電だと思っていたが何かの計算ミスか

またはバッテリ異常・・・だと大損害となる

過去1週間の日照は

Screenshot_20231214-120602.png

悪いのは3日で連続は2日間だけなので酷いとはいえないが夏場だと日照が10,000を超えているので冬季は厳しいのか(これは再確認することに)

とりあえずはバッテリ異常でないことを祈り復旧させる

復旧前に太陽電池,バッテリの電圧確認と充電装置の確認は良し

直接の原因はリポバッテリ切れで電圧が低下し保護回路が働き電源断で電源管理ボードがダウンしNOAAサーバへの電源供給が無くなったことによる

なので,まずは電源管理ボードを復旧させNOAAサーバの起動を確認

電源切れが発生した時刻,NOAAサーバは稼働時間外でスリープ状態だったため影響なし,本日分のNOAA受信を初期化して完了

Screenshot_20231214-193951.png

回復後のバッテリ状態を確認すると,先日の日照で充電されているようで暫くは持ちそうだ(ちょっと低下具合が大きいが・・・)

今回の件でいろんな問題点が判明したので改良を検討しなければならない

検討事項

  • 冬季日照による充電量対策
  • リポバッテリの容量確認
  • バッテリ切れ前の事前対策と通報システム,自動復旧
  • 電源管理ボードの電源分離
  • ケース内の結露対策(今回の点検で判明)→ ここのところ最高最低の気温差が10℃以上あるのが問題

突然の問題発生で対策が厄介だがリポバッテリが切れる前の電圧特性が得られたのは良かった

(2023.12.16 追記)

バッテリーは問題ないようだ

この2日間まともに晴れていない(衛星写真では確認できないがこの辺りはずーと曇り)のに充電はできているので電圧低下の原因が判らない

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