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秋月オシロスコープキットの製作

Arduinoを使って頑張って製作してみようと思っていたオシロスコープだが、同じAVRで作るなら安価で確実に使えると思う秋月のキットを製作した

完成

ただし単にキットを製作するだけでなく先人さん達の情報を元に以下の改造を行う

  • ケミコンを日本製に変更(実施)
  • LCDを大きい物へ(実施)
  • プローブを改良(実施)
  • イメージ出力機能(未実施)
  • 電源内蔵(未実施)
  • バックライトon/offと調整可能にする(コントラスト調整は現版では可能になっている)(未実施)
  • 低域の帯域改善(未実施)
  • ケースの作成(未実施)

①部品チェック

部品全体

キットの袋を開くと、マニュアル、LCD、各種パーツ袋に分かれている

部品

パーツ袋を開き基板を除くパーツを仕分

②ケミコンの変更

ケミコン

左が付属品、右が付け替えたルビコンZLH(主に電源用で高耐久・低インピーダンス品)

35V品のため470μFは大きいので横に寝かせて取り付ける(100μFは35V品でも寝かせなくて問題ない)

その際一部のタクトスイッチの取り付けが困難になるので先にタクトスイッチを取り付けた

③LCDの変更

LCD

左が付属品(TG12864E-02A)、右が今回使用したLCD(TG12864B-02WWBV)、比べてみるとかなりサイズが異なる

添付の資料でオシロキットのLCDとインタフェース互換はあるがコントラスト調整用の抵抗は調整が必要との注意書きがある(現行キットは調整可能なので問題ないはず)

ピン配置を確認したらピッチは異なるが配列は同じであった

LDC2

基板と比べるとほぼ同じくらいのサイズとなる

当然コンパクト性は失われるが見易くはなる(だろう)と思う(年齢的に大きい方が望ましいのである・・・)

ケーブル

そのまま基板と接続できないのでケーブルを作る

ピンピッチが異なるため2種のピンソケットを使ってピッチ変換ケーブルを作成(ケースのイメージは完成していないのでケーブルは長めにした)

接続

LCDの方は2.54mmピッチのL字型ピンを、基板側は2mmピッチのピンを裏側(本来付ける方が表側として)に付けた

交換するLCDが最悪使えなかった場合でも、まだ付属のLCDにソケットを付けて高さを調整すれば切り替えることはできる

④プローブの改良

プローブ

プローブはプラス側をICクリップにし、ケーブルとコネクタはもう使わないだろうビデオケーブルを使いピンコネクタの取り付けを省略

プローブのコネクタはBCNを使うほうが望ましいかもしれないが、ピンコネクタにしておけばいろんなタイプのプローブを作るのに楽だろうと思いピンコネクタのままで変更しなかった

⑤完成後の確認

テスト

お決まりのテストピンによる確認(本日の完成イメージは先頭に載せている)

他にテストパターンを見るためのジェネレータなど無いので・・・

製作時間は袋を開けるところからだと約2時間位で、整理や色々な確認など前置きがなければ30分もかからないと思う

コントラストは調整する必要が無かったが調整可能かどうか半固定抵抗は動かしてみた

⑤参考までに(現行版の情報)

画面1

初期画面①

画面2

初期画面②

基板

メイン基板の左上は、PN:109-06200-00C

実装

実装(裏)、おそらくこれだけで実装できると思う、旧版にあった+-のミス刻印はない

表はスイッチ類とLCDとなる(表のイメージは省略)

スイッチ類(タクト・スライド)は、合う方向が決まっているので間違いはしない

スライドスイッチの半田付けは、スイッチ等のピン幅が狭く美味く付けれないかもしれない(ピンを短く切れば良い)

⑥今後

とりあえずはケースを作成する

Uncompatino(Arduino互換機)を作る

Arduino互換機は前に秋月で購入して製作した「ATmega168/328マイコンボードキット」(ATMEGA328P-PUに載せ換え)がある

kit

これまでが大して使ってないのでちゃんと遊んでみようかと思い「使って遊べるArduino互換機」という書籍を購入して3.3V版と5V版の2種類を製作

Uncompation

5V版は秋月のキットではUno R3のソケットでないのでR3互換のソケットにしたかったため、3.3V版はAVRの内部クロックを利用し部品点数を減らした物の製作用である

実験用として他にも候補があったが単独でブートローダーが書き込めるし秋月で楽に(セットがある)部品を購入できるのでこのボードに決めた

尚、このボードの製作で面倒なのが表面実装のFT232RLかな

書籍にも実装方法が詳しく説明されているので半田付けできる方ならほぼ問題はないとは思う

管理人はペーストを使って実装

  1. ペーストを取り付け部分に塗る
  2. 半田メッキする
  3. FT232RLを上から押さえ込むように半田こてで止める(最初に端のピンを止めて位置調整しながら対角のピンを止めながら位置を決める)

2. を飛ばしても可能(ただ半田付けする際、部品を固定する手段がペーストの粘着だけでは厳しい場合がある)

今後(偶になると思うが)色々と遊んでみよう

Tipリフレッサー

半田こて先に付いた酸化物を除去しスズ粉末で再コーティングしてくれる「Tipリフレッサー」を使ってみた

Tipリフレッサー

先端が真っ黒のこて先(温めて半田を乗せるとちゃんと乗るけど)

使用前

使用後はキラキラになった

使用後

使ってみての感想は、こて先が綺麗になっただけで半田の乗りは変わらないような・・・

こて先がもっとボロボロにならないと効果を感じないのかもしれない

簡易オシロスコープを使ってみる

Arduinoを使った簡易オシロスコープを使ってみた

調べてみたかったのは、CL0116を利用した白色LEDの点灯で充電地の本数(2本とか)でどのくらい明るさを調整することができるかということで、出力がどのような物か見てみたかった

設定

この際オシロスコープ(DACがあってソフトで時間軸を表示できれば・・・)を製作してみるのも良いかなっと思っていると既にArduinoを使ったソフトオシロスコープがあったので使ってみることに

以下の3点ほど参照して九州工業大学情報工学部の簡易オシロスコープを試してみた

サンプリング性能はArduinoのDACに依存することになるが、それをUARTで流して表示しているので結局は通信速度がネックになるわけで細かい測定は無理かなと予想していた

画像1

画像2

良く出来ているが残念ながら今回の測定には無理がありそうである

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