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カテゴリー「通信」の検索結果は以下のとおりです。

DIYのポータブルラジオキットを試す

中波の受信が難なのを調査するため同調コイルに問題がないか確認する

先ずNanoVNAで同調周波数を測定すると,少し下がったがLC値から計算した通りで上の周波数は1600kHz位

ダイヤルに1600kHzを記入

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下の周波数はNanoVNAの計測が1MHz~なので不明だが500kHz位のはず

ダイヤルに計測の下限の1000kHzと500kHzを記入

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次に動作も確認してみようと最初はダイオードラジオでも作ろうと思ったが,折角なのでパーツを流用したラジオキットの中波のみブレッドボードで組んでみた

CCI_000012_1280.png

添付の回路図から中波とAMPの部分だけで構成する(赤枠内)

VRは付けず10kΩの抵抗にしている

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室内でバーアンテナだけでは受信できなかったので外部アンテナを繋いでNHKと南海放送の受信を確認

受信周波数は目盛り通りだったので同調コイルは問題なかった

同調コイルは今後も何かと使えるだろう

参考までに

Amazonで購入した「DIY のポータブル AM FM ラジオキット 76-108MHZ 525-1605KHZ」の説明書は中国語で記載されている

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雰囲気は判るが流石に理解するレベルでは読めない(回路図は別)

前には書いたが,このような場合に便利なのがGoogleレンズで結構使える

Screenshot_20220109-124429.png

翻訳されたテキストのファイル(UTF)(SJIS

NanoPi NEOサーバ異常による通信障害発生

タブレットの無線LANが接続できず調査したところDNS・DHCPサーバーの異常であった

つい最近長い間確認してなかったので心配して確認したところ問題なしだったのだが突如としてダウンしたようだ

再起動しても復旧しなかったため重大な問題であるが,旧対応サーバであるWebサーバを代替えとして一時的に復旧できている

これは即座に対応できる代替えサーバを準備しておかないとならないようだ

二重化も視野にいれてみるかな

SDR用アップコンバーターの問題点

SDR用アップコンバーターの感度がイマイチなので問題点を考察する

特に中波の受信状態があまりにも悪いので中波用のアンテナを用意

ループアンテナを作る程でもないのでバーアンテナとバリコン(ポリバリ)をaitendoで購入しようとしたが(他店も含めて)送料が高価なので断念

結局,Amazonで「DIY のポータブル AM FM ラジオキット 76-108MHZ 525-1605KHZ」を購入してパーツを流用することに・・・ラジオキットは箱入りでやってきた

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面白そうなラジオキットであるが完成することはないだろう

(キットの感想としてだが,中華の小中学生向けあたりの教育用だと思われ,これを教材にするとなると中華の基礎技術力は侮れない)

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パーツの中からバーアンテナとポリバリを流用して中波用アンテナを作る

コイルのみだと57μHで,これをフェライトバーに通し660μHに調整して固定する

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ポリバリの最小最大は8pFから147pF

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計算では,510,963 - 2,190,298 Hz (511kHz - 2190kHz)の範囲で同調できる

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早速受信してみたが自宅では不可だったので,ローケーションの問題ではないと考えるが,送信アンテナ(中継局)の近くまで行って受信してみる

南海放送中継局(1116kHz)

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NHK中継局(531kHz,1035kHz)

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※)昔は個別の送信所だったが,現在は周波数を統一するため中継局になっている

ガンガン受信できるものと思っていたら裏切られ,ノイズの中に僅かに聞こえる程度だった

現状の受信状況
超短波(VHF)
  • アップコンバーターを使用していない時のFM受信は問題ない(メリット5)
  • アップコンバーター使用時でLPF無しでの試行でも(ー40MHz)のFMが十分な感度で受信できていた
  • そしてNOAAを問題なく受信できていたのでVHFの感度は問題ないと思われる
  • いちおうFM放送の送信元は強力(FMの送信アンテナは直線で見える最高のロケーションにある)なのとNOAAは専用アンテナが設置されているという条件はある
短波(HF)
  • 受信はできているが感度は良好とはいえない(メリット2~3)
中波(MF)
  • 受信できないと考える(メリット1)

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問題点の考察
  • アンテナが弱い

利得は無いがSDRにはマグネティックループアンテナが雑音が少なくなるので良いらしい(△)

RFアンプを検証してみる予定(〇)

  • 回路の不備

LPFは現状は問題なしと考えている

HPFは出力で使っていないが問題はないだろう

オシレーターのSA612A入力電力が適切でない可能性がある(大きくても小さくても駄目なようだ)(〇)

チューナーの感度が40MHzあたりでは悪いようなのでアップ周波数を100MHzへ変更

  • ノイズ対策

基板(特に発振部)にシールドを施す(△)

アースが効果的な場合がある(〇)

ガルバニックアイソレーターを通すと効果ありのようだ(〇)

DBM部もUSB電源を使用しているのが問題(◎)

(◎)早速確認してみよう(〇)調査して調整が必要(△)後回し,ってところか

SDR用アップコンバーターの作製

安価なUSBワンセグチューナーでSDRを楽しめるが下が30MHz~なのでHFを受信することができない

Q-Inputで受信しようとしたがRTL-SDRの類似品を購入してしまい失敗・・・正規品でも感度は良くないとのことなので簡易アップコンバーターを作製することにした

回路図

40MHzのオシレーターとミキサー(DBM)SA612Aを使って40MHzのアップコンバーター(クリスタルコンバーター)となる

入力で30MHzカットのLPFを通過させる

ブロック図.png

クリスタルコンバータ_回路図.png

LPFをLTspice XVIIで確認(設計はこちらを利用)

LPF_シミュレーション.png

試作

主部品は秋月通販で調達

(1)ミキサー部

SA612Aは表面実装版しかなかったのでSOP8変換基板を使用

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オシレーターの出力波形

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SA612Aの出力波形

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(2)LPF部

コイルは0.55㎜のエナメル(ポリウレタン)線で直径8㎜にて300nHを6回巻き,400nHを8回巻きし自作Lメーターで測定して確認

崩れないように8㎜の塩ビパイプに巻き両端は穴を通して固定

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NanoVNAで確認

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LTspice XVIIとは逆に見えるが(NanoVNAでは同調が低になるので)合っているはず

(3)全体

ミキサーとLPFを統合させて実際にSDRで復調させてみて低感度だが動作した感じ

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基板化

ユニバーサル基板

発振部があるのでシールドを考慮すべきだけど,基板の外側にGNDを置くようにしてシールドを追加できるように配置してみたのみに留まる

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ラインには太い(0.9mm)銅線を使った

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電源考察

試行確認のためもあったのだが基板には電源入力としてマイクロUSB端子を付けた

しかし,後で電源をチューナーのUSBと兼用にすれば良いかと考え,またチューナーも(2個同じような物があることで)同時に組み込むことを前提に消費電力を調査することに

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アップコンバーターは,ほとんど電力を消費しない

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DVB-T+DAB-FMでは210mA

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RTL.SDRだと230mA程度だった

どちらのチューナーを利用してもUSBからの供給で問題ない

ケース

アルミケースが理想的だが直ぐに準備できないので3Dプリンタで作る

チューナーはRTL.SDRを使用することにして当初の配置は結線を短くするため以下のつもりだった

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しかし何故かチューナーからSMAコネクタとUSBコネクタを外しケースの採寸をする際逆に配置してしまい

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印刷したので,以下の様になった

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この状態で試してみたところ,特に混信もなかったので蓋をして完成

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入力はFコネクタで出力のUSBケーブルは直付けにした

動作試験

アップコンバーターとしては機能しており感度は良くないがラジオNIKKEIを46055MHzで受信できた

また正しく機能しているかどうかを(丁度制作していた)クロップ発振を使って確認してみたところ正常であるようだ

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室内にて外部アンテナ接続時の受信状況では,近距離の中波2局(NHK,南海放送)は,アンテナが良くないのか受信できず

短波は(出力がでかいのか)中華の放送は満足に受信できるがその他は厳しい

同様な環境でDSPラジオでも受信状態が良くないのでロケーションが悪いのかもしれない

今回懐かしくも短波放送を聴いてみたが,BCL全盛の46,7年前とは比べようがないくらいラジオ放送が寂しくなった気がした

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