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プリアンプボードのケースを作製

先日動作確認したプリアンプボードのケースを作製しDAISOのスピーカで試聴(アンプはPAM8403に変更済)

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材料は主にDAISOの商品を利用し,基本サイズとなる底辺ベースは100×200㎜のMDFを使用

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木材だと絶縁できるのでボードなど気にしないで直接置くことができるメリットがある

場合によってはアルミ板にすれば良いだろう

前面パネルと後面にはL字型のアングルを使用

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コの字型の方が取付が楽になった面のあったのだが,価格とサイズの豊富さでL字型の方を採用

今回はベースを挟む形で構成したが,パネル面の縦サイズが必要な場合はベースの上に構成することもできる

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上面は2.5㎜厚のMDF板を使用

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この薄いMDFは段ボールのように加工が簡単でありながら強度があるので,これまでもエンクロージャーの裏面などに利用している

ただDAISOで一時的に販売されたのか売切れで手に入り難くなっていて,今回は県内を探し回って6枚を手に入れた(後5枚残っていたのも全部購入してもよかったかも)

サイドバーには檜板を使用

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幅7㎜の板を使うと丁度半分に切ることで左右分となる

サイドバーはウォールナットで塗装し,上蓋はMDFなのでリメイクシートを貼る

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サイドの板に合わせエンボスにした

その他,ゴム足もDAISO製(残念ながら現販売なし)を使用

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細かいところを観ると隙間のある下手な手作りであるが,見た目は良くできたと実感している

中身はスカスカで写真にはないがサイドバーをネジ留めするため角棒を左右に付けている

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良さそうなケースとなったのでパワーアンプとセレクタも作製してコンポ化する予定である

プリアンプボードの動作確認

2月末でAmazonの特別ポイントが消えてなくなりそうだったのでプリアンプボードを購入(これ

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仕様:

  • 動作電圧:12-24V ACデュアル電源(12V-0-12V 24V-0-24V)
  • 消費電力:5W
  • フロントチップ:NE5532
  • 入力インターフェース:RCA
  • 出力インタフェース:2.54-3P
  • チャンネル数:デュアルチャンネルオーディオ
  • PCB基板サイズ:10 * 60 * 23mm / 3.94 * 2.36 * 0.9in
  • 重量:63g / 2.23oz
  • パッケージサイズ:12.5 * 10 * 2.5cm / 4.92 * 3.94 * 0.98in
  • パッケージの重量:75g / 2.65oz

それでどんな音になるか確認しようとしたら電源が12~24VのAC入力で更に両電源だった(ちゃんと仕様を観てなかったのか)

しかたないので商品コメントにもあるように同じく整流回路+両電源用の三端子レギュレータを取っ払って両電源を付けることにした

尚,12Vの三端子レギュレータなので,この電源ではDC12V以上24Vでの動作はできない

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両電源の回路はオペアンプを使ったこちらの回路を参考というかそのまんま利用

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(出力が±V6になっているのは動作検証後の最終)

難しい回路ではないのでブレッドボードでサクッと確認

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入力はDCDCで24Vにして±12から動作検証しようと思っていたら入力12Vの±V6で問題なく動作した

音の方はクリアな良い感じで低中高ともにコントロールも問題なし

早速ユニバーサル基板に載せ完成

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本体とはXHコネクタ3Pで接続できるよう改造

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(-5,+5はミス)

後はケースを考えよう

サブウーハーのポップ音対策

サブウーハーの電源はトランス式のACアダプタ(16V700mA)を使っているが,無音時の60Hzハム音が気になるので,ハードオフでPC用のスイッチング電源(15V3A,18V5A)を購入して替えてみたらハム音は無くなった

しかし何故か音量が上がってしまったので調整しようと半固定VRを触ったらサブウーハーの音が出なくなってしまった

仕方がないので分解して調査したところ,すったもんだで嵌ってしまい半田し直しまでやってみたが駄目で,最終的にはオペアンプのソケット接触が悪いことだったことが判明し解決したので良し

で,分解ついでにもう一つ気になっていたポップ音対策を行った

方式

アンプにはミュート機能があるので利用することにする

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AGNDはGNDと直結だったのでSDをプルダウンする回路を追加すれば良さそうだが,ここはリレーを使うことにして回路を検討

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  • AGNDとSDのショートはC接点リレーのNCを利用
  • 電源ON時のリレー動作の遅延は,RV1経由によるC3の充電(電圧上昇)待ちを使い2N7000を制御
  • 調整のため最終的にRV1はVRにしているが,100kΩで試したところC3が22μFで約2秒でリレーが動作
  • 電源OFF時はリレーが即時切れミュートされる
  • 電源OFF後,C3の放電前に電源ONすると期待した遅延が起きないが気を付ければ良いだろう

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仕様上問題ない2N7000を選択して試行していたが正常に動作しなくて2SK4017に変更している(実は使用した2N7000は不良品だった)

実装

プリアンプ基板にはもう空きがなくて載らないので別基板にしてピンソケットで繋いだ

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分離できるので別の基板で使用したり確認することもできるだろう

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組み込み

狭いところにギリギリ入っている

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アンプ用12V電源の改造での失敗

  • 2025/03/11 20:10
  • カテゴリー:電源

現在メインスピーカーに安価な5Vアンプを使っているが,電源を共通にするためアンプ用12V電源に5V出力(USB-A)を設けた

追加分の設置に合わせて電圧表示やSWの配置を変更

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12V->5V化には簡単にDAISOのUSBシガー充電器を利用(中身は既に使った後なので袋だけ)

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中身の基板を取り出して固定用基板に載せ,少しでも平滑化されるよう出力段に2200μFのケミコンを追加

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と,ここまでは良かったのだが,出来上がったので接続したところ音が出力されず焼ける匂いが・・・やってしまった

5V出力用のLEDが正常に点灯していたので問題ないと思い出力電圧の確認を怠ってしまった

接続ミスで12Vが出力されていてアンプのICが無残にも燃えたようだ

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アンプはエンクロージャー内に設置していたので,開いてみたら火事にならなくて良かったと思うくらい煙が充満していた

(教訓)接続前に電圧確認は必ず計測すること

電源の方の接続ミスは修正しアンプは交換して正常に動作している

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